Luces.

カレンダー検証

JCのみを出典に日付や曜日、時間経過などを検証した結果です。

アニメ、劇場版、井上先生が関与していない書籍、裏設定や噂などの情報は含みません。あくまでも1巻〜32巻の本編の内容のみを追って辻褄が合うように絞り込む目的のものです。

最初の検証の際、当初こちらの認識に間違いがあり、実際に湘南地域にお住まいの方にいくつかアドバイスを頂きました。ありがとうございます!

以下を前提に検証します

  • 作中で示されている、決勝リーグ各試合の日付を元にカレンダーを作成
  • 特に表記がない限り、エピソードを跨ぐ場合は翌日とみなす ※1
  • 連載開始年(1990年)に合わせて、土曜は半日授業があるものとする ※1※2
  • 入学式や夏休み開始日程などは神奈川を基準に
  • 出典にある記述は厳守

※1 おそらく連載初期にはカレンダーが存在せず、予選までの日数を考えずにエピソードを入れていたと思われます。そのために序盤の日数が足りなくなっているので、隙間を作れない
※2 土曜の試合を観戦している翔陽が制服着用で、翌日曜が私服(6/26、6/27)

余談

1990年(連載開始年)に高校生だった彼らの生年は、早生まれでなければ
1年生…1974年 昭和49年 寅年(桜木と流川は1975年 昭和50年 卯年)
2年生…1973年 昭和48年 丑年
3年生…1972年 昭和47年 子年

カレンダー作成

作中で日付と曜日が両方示されているのは、決勝リーグ2、3戦目とそれを控えた3日間のみ。(体育館に貼られた桜木用特別強化メニューの日程) この日時曜日を基準にカレンダーを作成します。

連載開始年に合わせ、海の日はないものとします。どっちにしろ夏休みなので。

このカレンダーを更に細かく分け、以下のように作中の出来事で埋めていきます。#は話数

4/05始業式
4/06入学式
4/07#1「バスケットはお好きですか?」

1〜3話

#1から#3まで(#4直前まで)は、6日間(1年生は5日間)あります。 この間、日を跨ぐ記述はなく、続く#4を翌週の月曜に入れなければならない(後述)ため、 #1から#3は、4/10までの間に入っていれば問題ありません。

4/05始業式
4/06入学式
4/07#1「バスケットはお好きですか?」
#2「入部届出しときました」「片思いなの」流川登場
#3屋上でケンカ「さいていよ」
4/08
4/09
4/10
4/11

こんな感じになります。

ここではエピソードや展開の区切りの間で日付を跨ぐかどうかが明確にわかる台詞などがありません。この間、怪しいのは

  • #1放課後にボール掴んで跳ぶシーン
  • #2ハルコさんの台詞「頭の傷はどうですか? バックボードにぶつけた時の…」

この2点です。

まず前者ですが、この日、1年生は放課後まで学校にいます。オリエンテーション期間だと半日ということもあるかと思いますが、とにかく昼を挟んで午後まで学校にいます。なので、1年生も通常授業が始まっていると考えられます。

また、ハルコさんが赤木兄に弁当を届けに来ているので、2、3年生も平常授業と考えていいと思います。ですが、授業終わったら即部活のバスケ部が体育館にひとりもいないので、部活はまだ解禁になっていない、とも考えられます。

次に、ハルコさんの台詞「バックボードにぶつけた時の…」ですが、「昨日の」ではないのが怪しいポイント。放課後にぶつけたわけですから、翌日なら「昨日の傷はどうですか」の方が自然なのではないでしょうか。作中の雰囲気からすると数日は経過しているように思えます。

でも怪しいだけなのでそのまま放置でいきます。とにかく4月はエピソードが多くて余裕がない。

1巻〜入部まで

ここからは作中の出来事だけで表を埋めていきます。

4/12#4 - #6赤木vs桜木
4/13#7「お前の入部など認めん」
4/14#7赤木にプレゼント・部室掃除
4/15#7体育館掃除
#8新入部員初日
4/16
4/17
4/17

先述通り、#4はどうしても2週目に入れることになります。なぜかというと、#4から#8の間の条件は連続した平日の4日間だからです。これが前の週に入れられれば少し余裕が出るのですが、生憎平日に日付を跨ぐ説明があるので、ここは避けられません。

(1週目が全部1年生オリエンテーション期間と考えても翌週の半ばが部活初日というのは不自然ですが、とにかく赤木vs桜木から始まる攻防に平日を4日間も使っているので、1週目に入れられない。もし1週目に入れるとしたら、ハルコさんとの出会いから屋上の喧嘩までを入学式初日に入れるくらいの無理をしないと入りません)

また、#7から#8にかけては日を跨いでいるとも取れるのですが、明確な記述もないので、とりあえずどちらも1日の出来事としておきたいと思います。

さらに、続く#8#9は1週間経過することになっていますが、そのまま当てはめると、後々授業がある日の描写が日曜に被ってしまうので、苦肉の策ですが、#8から1週間、というところを、#8#9の当日を含めて7日間、とします。そのため、#9を4/21とします。

2巻〜8巻

前述の通り、#8から1週間経過した#9を4/21に入れます。

4/19
4/20
4/21#9「こんなつまんねー部はもうやめる」
#10赤は止まれ
#11安西先生登場
#12 - #13赤木vs流川
#14桜木参戦
4/22#15柔道部に絡まれる
4/23#16 - #18青田に勧誘される 「バスケットマンだからだ」
#19「シュートを教えようと思うんですが」
#20流川のお手本 「手がすべった」
4/24#21ハルコさんとレイアップの練習・陵南戦まで一週間
#22 - #23彦一が来る

さて、この後の、#25陵南戦・#51宮城復帰・#56〜襲撃事件・#73予選開始をスムーズに詰め込むために、とても邪魔なものがあります。ゴールデンウィークです。

陵南戦の条件は、試合当日が休日で、翌日に学校があること、です。この条件に合致して、かつ#21から一週間というと、5/2(日)が一番問題ないのですが、G.Wのためにそれが不可能になります。

そうすると、陵南戦は、GW最終日、5/5が一番無理がない日程になりますが、1週間から大きくはみ出すことと、その後の宮城復帰・襲撃事件・予選開始を考えると、5/5では遅いんです。5/5だとその後の予選の日付が合わなくなります。

そんなわけで、「あと1週間」が大まかな表現となり、厳密に守れていないことになりますが、ここだけはやむを得ません。#25陵南戦は4/29(木・祝)に入れます。(落とし所としては「次の週に起こること」で「当日含め6日間経過している」ので「約1週間」と見る、くらいでしょうか)

続けて宮城復帰も入れていきます。

4/26
4/27
4/28#24陵南戦前日「リバウンドを制するものは試合を制す」
4/29#25 -#48陵南戦
4/30#49バッシュを買いに行く
#50宮城登場(学校には来ていない)
5/01
5/02
5/03
5/04
5/05
5/06#51宮城復帰、三井登場
#52「やめろーーーっ!」
#53「EASYだな」
#54「ワカル」
5/07#54男たちはわかりあったのだった
5/08#55 - #71襲撃事件
5/09#72三井復帰

かなりギリギリになりますが、G.Wを挟んでからの宮城復帰とします。退院したはいいけどG.W入っちゃったということですかね…。赤木の練習スタイルならG.Wも毎日練習なのではと思いますが、#49#50は同日の可能性が高く、宮城復帰の日は休日ではない描写が多いので、5/1〜5/5はエピソードを入れられません。

同様に#51#54を5/1の土曜に入れられないのは、#54の最後に日付が変わるものの、翌日が平日だからです。なのでこの直後に襲撃事件と三井復帰というちょっと無理なスケジュールが続きます。三井の登場から襲撃事件が短いのは問題ないのですが、ここで1番の問題は三井の歯医者です

ここまで詰め込んできたのは、このあとの予選の日程のためなのですが、結果として三井の前歯が土日のどちらかに入るという事態になっています。しかも顔が腫れるほど殴り合った直後に差し歯を入れるというのも無理がある…。どれだけ少なく見積もっても襲撃事件から三井の復帰初日までは3日以上ほしいところですが。

ここの辻褄を合わせるとしたら、三井は歯科医と近しい関係にある。親とか親の知り合いとか近親とかに歯科医がいる、であれば、一応何とかなるかもしれない。ただし三井本人はまだ成長期範囲内なのに同じ靴を3年も履いているので、連載当時の歯科医の子供だとしたらちょっと不自然かも。

あとは本当に無理矢理になりますが、やはり#51から#54を5/1〜5/2に設定し、#54で「翌日」と説明されているコマの制服を着た生徒たちは全員部活のために登校しているのであって、授業のない日曜と解釈し、襲撃事件を5/6に入れることは出来るかも知れません。それでも歯医者の件で無理がある気がしますが。元々このあたりで歯を入れる予定だったのかもしれない。

襲撃事件当日は平日にあたる描写が多いのでG.Wに入れるのは現実的ではないのですが、あるいはこの校内にいる生徒は全員部活のために登校していて本来は休日という手段を使えばG.W中に押し込むことが出来なくはない、かもしれない。無理すぎますが…

予選開始〜決勝リーグ

さて、ここからが一番の難所です。襲撃事件から予選1回戦目、そして翔陽戦。このあたりから日常の学校生活描写が激減するので、日数の帳尻合わせはいらないのですが、そのぶん日時曜日がはっきりしないエピソードが続きます。

#71が「バスケがしたいです」になりますが、次の#72からしてもう日付が不安定になってきます。このあたり、順を追って検証していきます。ここでの最終的な目的は、翔陽戦の日付の絞り込みになります。

5/08#56 - #71襲撃事件
5/09#72三井復帰

まず#72開始時点は日曜確定です。ここでは5/9になりますが、これがちょっとおかしい。ハルコさんが「県大会まであと1週間」と言っていますが、そうすると1週間後は5/16になってしまいます。初日は5/19。ここが問題です。

湘北の中間て……。

それもまあ措いておいたとしましょう。ちょっとこの点については私が運動部のことよくわからないので余計に検証しづらくなってるのですが、翔陽戦までの4戦の日時曜日が絞り込みづらい。

予選は試合が平日でも関係なく連日行われるのか土日のみに1戦ずつおこなわれるのか。どっちなんでしょうか。県予選は15試合×4ブロック、全部で60試合あります。

ただし、5/19はハルコさんが授業を受けているので、平日確定です。カレンダーともずれません。例によってこの日に関しては翌日が平日で、高宮に「昨日の試合」と言われているので、このカレンダーのままとして進めます。

この高宮とのやりとりのあと、2回戦の会場に飛びますが、これが、当日なのか、翌日なのか、数日挟んでいるのか、判断しづらい。

しかも不思議なのは、予選1回戦からシード校(試合がない)の生徒が観戦に来てるんですよね。5/19、湘北の試合は前述のとおり平日の午前中。あんたら授業は。「行かなきゃならない」として自発的ではないことが明確なのは神と清田のふたりだけ。確かに大きな大会の観戦は公欠扱いになりますが、予選初日からでもその対象になるんです? 進路決定してそうな3年生ならともかく1・2年生はどうなんだろう…

さておき、この後日時や曜日が確定しているのは、翔陽戦が日曜6/20(日)海南戦、この2点です。

(作中の桜木の成長も驚異的ですが、このスパンの中でヤンキーから主力選手としてコートに立てる状態の三井も改めてバケモノですね…。やっぱり隠れてバスケやってたのかもしれない…)

海南戦までは、5/19の三浦台戦から1ヶ月あることになります。その間、ここでちょっと参考にできる描写が出てきます。衣替え! 翔陽戦の翌日、みんな夏服になってます。関東一般的に衣替えは6/1じゃないかと思いますが、惜しいことに6/1火曜日…翔陽戦の条件は、日曜日であることです。

ですが、5/30(日)を翔陽戦5/31(月)を6月に入る週の開始日として衣替えをしてしまう、ということにすれば、なんとか辻褄は合います。

(身も蓋もない余談ですが、これ、実は「作中の去年」なら陵南戦以外の全ての条件がピッタリ入ります。あの海南戦に向けた桜木特別メニューの日付の設定さえ1年前のカレンダーであれば…)

ということで衣替えを理由に翔陽戦を5/30(日)と仮定すると、湘北は5/19〜5/30の間に予選4戦をこなせればいいわけです。結構時間がありますね。その余裕を土日進行に入れてみると

  • 1回戦目5/15(土) 三浦台戦
  • 2回戦目5/16(日) 角野戦
  • 3回戦目5/22(土) 高畑戦
  • 4回戦目5/23(日) 津久武戦
  • 5回戦目ブロック最終戦 5/30(日) 翔陽戦

ハルコさんの台詞などともあまりずれずにスムーズなのですが三浦台戦が合わないし、全体的に惜しい。日付も合わないし、やはりこの「土日進行」は不可能になります。

その上、ハルコさんは翔陽戦を「日曜だから応援に行く」と言っています。つまり、1〜4回戦目までは休みじゃなかったから行かれなかったことになります。土日進行が不可能どころか、湘北の4戦は全て平日の授業がある時間でないといけません。

トーナメント表によれば1回戦だけでも全部で28戦あるので、ブロック最終戦までの全60試合を少なくとも5/19〜5/30の11日間で行わなければならない都合上、土日平日関係なく予選は最短でも11日間行われていて、試合日程に規則性はないとするのが一番辻褄が合うかもしれません。

検証上の条件をまとめると

  • 5/9の時点で「予選まで一週間」
  • 湘北の初日は5/19の平日
  • 1〜4回戦目までは全て平日
  • 翔陽戦は日曜日
  • 翔陽戦の翌日に衣替えがあり、全ブロックの決勝が全て終わっている(アヤコさんによる報告がある)

となると、湘北の1回戦目がたまたま5/19だったというだけで、「予選トーナメント」の開始日が16日あたりだとしたら、ハルコさんの台詞も辻褄が合う。ハルコさんは湘北の初日が一週間後だとは一言も言っていなかったし、全ての1回戦が1日で終わるとはどこにも書いてなかった。

なんかまとまってきた…!

ただし、1箇所だけ困った描写があります。10巻#81 翔陽戦冒頭のモノローグ。

大会5日目

いつかめ…へいじつ…60試合…

出典の記述厳守です。ということで、この「大会5日目」は「湘北にとっての大会5日目(5戦目)」という解釈にしたいと思います。苦しいですが、正しくないかもしれないけど間違ってもいないということで。湘北にとっては5日目。

あるいは予選は本当に5日間しか行われておらず、5/19〜5/30間に全60試合振り分けて数か所で同時に行っている…と考えることも出来そうですね。1〜4回戦は平日だけど、シード校が出揃うブロック最終戦だけは日曜に固定している、というのでも無理はなさそう。

さらに、この「ブロック予選は5日間、複数箇所で試合」説は、5/19湘北初日に海南組が牧ひとりと神清田に分かれて観戦していることと辻褄を合わせられるかもしれません。しかも神清田のやりとりからは「他の予選を観戦していたけれど別の会場の湘北戦を見ておけと指示があった」という解釈も可能です。というか牧も1年生の時に湘北の1回戦を観戦してるので、少なくとも海南は部員で手分けして全会場を回っているのかも。

ついでに、翔陽の敗退を眺めている海南の部員たちがジャージ姿なので、この翔陽戦の日はブロック最終戦が4試合行われた日と考えてよいと思います。

まとめ

神奈川県IH予選各ブロックの試合は、推定で5/16〜5/30の約2週間の間に行われる。衣替えのタイミングなどから、翔陽戦は5/30(日)が最有力。

そして6月後半の決勝リーグになります。この子たちの期末って……

この結果を踏まえて、もうひとつ気になることを突付いてみます。

ケンカと入院

少し遡りますが、個人的に一番不可解なスケジュールがこの宮城と三井のケンカ、入院、退院です。

この検証カレンダーの上では、最初の部活描写が出てくるのは4/12、#4#6の赤木vs桜木です。ここからの展開の都合上、1学期の2週目になります。

4/12#4 - #6赤木vs桜木
4/13#7「お前の入部など認めん」
4/14#7赤木にプレゼント・部室掃除
4/15#7体育館掃除
#8新入部員初日

この時点で宮城が不在なので入院中ということになります。一方で、入院の元となったケンカ(リンチ?)は、制服で学校の屋上、が条件です。当時の宮城と三井の学年は明確にされていません。加えて、#1には既に堀田が出てきますが、三井はいません。こっちも入院中と考えていいと思います。

改定前の検証では、いくらヤンキーでも病院送りが出たケンカの直後に、また暴力目的で桜木を呼び出すのは不自然と考え、かなり遡ってケンカ当日を前学期の修了式に仮定しました。ですが、よく考えると「さいていよ」の方の屋上の喧嘩は半分桜木のせいなわけです。 徳ちゃんたちが一方的にケンカしようとしたわけではない。

もし、三井が意識不明で入院した直後だったとしても、3年生の彼らにとって「入学直後の1年坊主」である桜木の行動は見逃せなかった…と考えるなら、三井と宮城の屋上の喧嘩は始業式でもいいことになります。「さいていよ」の方が結果的に先生には見つからなかった、で終わればなおさらです。

(この時…というか作中の桜木と流川って15歳なんですよね…1巻1ページめに至っては14歳…)

まあその、意識不明ならどう考えても救急搬送で、少なくともふたりが1ヶ月以上入院のケンカで、さらにまた同じ場所でケンカなんて普通なら最低でも数日停学処分で、それでもいいのかもしれないけど、ヤンキーのくせに3年生までちゃんと進級したのに、そんなことしてたらその内強制退学よ徳ちゃん!!! ということは考えないようにしたいと思います。湘北寛容すぎじゃないか。

藤井ちゃん「私もヤンキーの世界のことはよくわからないけど……」

私もわかりませんがヤンキーだけど毎日学校来てちゃんと勉強もしていたのでしょうか…。あるいは水戸たちはしっかり停学処分を食らっていることを考えると、堀田徳男が教頭や校長や教育委員会のお偉いさんの身内でゴニョゴニョという設定にするなら、全てクリア出来るかも。

というわけで、この検証では三井と宮城の喧嘩当日は4/5とします。宮城登場は4/30、退院した翌日に登場だったとしても、約1ヶ月が入院期間になります。

ここで問題になってくるのが、なぜ入院したかです。

殴り合いの喧嘩なので、怪我と考えるのが普通ですが、どちらも退院して登校して来た直後に部活と喧嘩で大変元気。その仕上げに大喧嘩して、その直後から今度はハードな練習続き。例えば骨折ならこれはあり得ないと思います。逆に運動に支障のない場所の、しかも動きまわっても大丈夫な骨折だったとしたら、入院しないでしょう

推定期間中を全部入院していたわけではなく、自宅療養を含めたとしても、義務教育と違って高校は休んだら休んだだけ単位に響きますから、留年する気がないなら登校可能になった時点で授業に出ておかないとマズい。高校で自己責任で1ヶ月分の単位ロスでも無事に済むためには1〜2年で卒業に充分な単位を取得かつ、退院後の必修科目をほぼ完全に取らないと厳しいはず。3年生の三井ならあるいは…というところですが、宮城は出来るだけ早めに戻る必要があると思います。

じゃ、運動に関係ない怪我ならどうでしょう。一番辻褄が合いそうなのは脳外科。三井は意識不明になってます。都合のいいことに宮城も頭突きしてる。

てなわけで、宮城と三井、外傷は大したことなかったけれど、頭の中身がちょっと危なそうだったから長期入院する羽目になった、ということでどうでしょう。

脳外で意識不明なら頭動かせるようになるのは時間がかかるでしょうし、総合病院に入っていて歯科があったとしても、歯を入れられない、というおまけも付きます。

ということで、もうひとつ。

勉強合宿と追試

検証用に必要となる情報が少ないので確定する必要はないのですが、アヤコさんが勉強合宿中(#193)に「IHまでのわずか2週間ちょいの間に」と具体的な数字を言っちゃってるので、気になります。

実はこの勉強合宿、直前のエピソードは日付が確定してるんです。

  • #149 - #185 6/27(日) 決勝リーグ4日目
  • #186 - #188 7/04(日) 愛知・大阪 予選最終日 / 流川が安西宅へ→vs仙道
  • #189 - #192 7/05(月) 「ご指導ご鞭撻のほど」→三井vs流川 桜木vs流川

続く#193が勉強合宿回になります。IHは8/1からなので、そこから「二週間ちょい」遡ると、どんなに長くても7/14付近ということになるでしょうか。

7/12、7/13なら約3週間と見る方が自然です。その直前EP、流川が安西宅へ行ったのが7/4の日曜、「ご指導ご鞭撻のほど」からの#189〜#192が翌7/5月曜であることは確定と見ていいと思います。#190で流川が日本一の目標を得て豹変するからです。翌日と考えるのが自然かと思います。

というかほんとに期末は。

7/14あたりに期末の返却があったと仮定して、そこから補習期間が一週間あると考えると、日曜を挟むものの、一週間弱で終業式(7/20)になります。一応辻褄は合う。

この調子で遡ると、前の週(7/5〜7/10)が期末と考えるのが自然ですが、部活やってるんですよね。ハルコさんも全然見学に来てる。

そうでなければ、かなり厳しいですが6/28〜7/3までが期末と考えてもいいかもしれません。テスト明けなので、7/4の湘北の練習は午後から、とまとめても無理がなさそうです。無理があるとすれば、IHから遡ること2週間ちょいである14日あたりまでテスト返却されないってところですか。そんなに時間かかってたかなあ(記憶ない)。

もしくは。部活に関しては、IH出場ということで部活停止を免除してもらっていて、6/28〜7/3までがテスト前期間、7/5〜7/10までが期末、と考える方が自然かもしれません。その前の一週間はどう考えてもテスト前にならない……

そこから日曜含め3日間を経てテスト返却なら無理がないかもしれません。

そうなってくると、みんなプリプリしてますけど、問題児たちの赤点、あれ、しょうがないんじゃないんですかね…。IHかかった決勝控えた1週間、あの4人が期末のために勉強するわけがない…。むしろこのスケジュールで部活やりながら優秀な成績を維持してるって、まあ普通程度であれば湘北が簡単にそれを維持できるレベルと考えてもいいんですが…

というわけで、この検証カレンダーでは、赤木宅勉強会は7/14、追試は7/15、としておきたいと思います。公立なのでテスト休みがないから中途半端な日程てこともありそう。

作中地域検証でも勉強会について重箱の隅を突いています。