Luces.

MEMO and private

頂いたメッセージは基本当日中にお返事しています。ブログにはさらにどうでもいいことを。
管理人についてはこちら。避難所はこちら

拍手・メルフォお返事
  • 2022
  • 0628

☆更新「ルーザーズ&ラバーズ Side-M Episode extra.」
「ルーザーズ&ラバーズ 牧編」19頁にちょこっと登場する卒業後のエピソードの書き起こし(?)です。本編読了前提の内容になっていますので、ご注意下さい。誤字探しをしてて思いついちゃったので書いてみたんですが、微妙に本編と齟齬があるような気がしないでもない……

双璧は飽きないですね……

  • 2022
  • 0611

☆更新「恋、綴りて百」
以前、Pixivフォロワー100突破御礼で限定公開していた短編です。この度ありがたくもフォロワーが200に到達し、新たに御礼品を投稿することになったのでサイトでも公開になりました。

改めて200とかちょっと自分でもよくわからないですし、全体の規模から言えば微々たるものなのかもしれないのですが、ありがたく思っております。このところ試みに公開から時間の経った長編の1頁目を投稿していますが、以降も新作のうち短編と中編はほぼ同時に、長編は移植しない予定でおります。ホームグラウンドはここであることには変わりませんので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今年はゴリゴリ書いてます!

  • 2022
  • 0531

2日ばかり考えたのですが、Pixivから撤退はしない方向にしたいと思います。件の問題については憤りがありますし、運営の体制にも疑問はあるし、決して良い感情は抱いていません。しかし現状、Twitter同様、同規模の代替サービスが存在しない以上、コミュニケーションや発表の場以外の目的で使用している当アカウントにとっては撤退は選択肢にありません。

今後pictmelfemが現在のPixivと同等のSNSに成長、あるいは他のSNSがPixivと同程度の規模になれば話は別ですが、それまでは現状のままにしておきたいと思います。

  • 2022
  • 0528

オビ=ワン見てる途中だけど、溜まってきたので。

鑑賞記録:映画

スノードッグ ★★★☆☆(3.2) 犬のシーンが少ない…
オリエント急行殺人事件 ★★★★☆(3.8) ケネス・ブラナーのまとめ術炸裂
マーシャル・ロー ★★★★☆(3.6) 意外と胸糞
ウォルト・ディズニーの約束★★★★☆(3.6) お母さん可哀想
レディ・キラーズ ★★★☆☆(3.4) 可もなく不可もなく
最後の決闘裁判 ★★★★☆(3.6) どっちも死ねと思いながら見てた
ロン 僕のポンコツロボット ★★★☆☆(3.4) かわいいけどよくあるパターンのやつ
キングスマン:ファーストエージェント ★★★★☆ 前作前々作よりもこれが1番面白かった
マジック・マイク ★★★★☆(3.6) お肉!お肉!お肉!
ストックホルム・ケース ★★★★☆(3.6) 本来の意味とは違うそうだけど、症候群じゃなくて警察が悪いんじゃ…
ドント・ブリーズ2 ★★★☆☆ いやだからって正義のヒーローじゃないけどね!?
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告 ★★★☆☆(3.2) 屋根裏の部屋羨ましいくらいだけど…
ヘンゼル&グレーテル ★★★☆☆(2.8) 設定はいいのにな~!
Mr.ノーバディ ★★★★☆(3.8) 界隈の絶賛ほどではなかった。C.ロイドがかっこよかった
エジソンズ・ゲーム ★★★☆☆ ベネ様ってこういう役ばっかり
博士と狂人 ★★★☆☆ 久々にヨアンを見た
エクス・マキナ ★★★☆☆(3.4) まあそんな気はしていた。踊るオスカーとてもよい
ビリーブ 未来への大逆転 ★★★★☆(3.8) ご本人の偉大さを考えるとちょっと地味ではあるけども
小さい魔女とワルプルギスの夜 ★★☆☆☆ 気に入らないものは全て以下略
クワイエットプレイス 破られた沈黙 ★★★★☆(3.6) トラバサミそりゃ痛いだろうけどあんなに絶叫するかな…この世界で…
ターミネーター3 ★★★☆☆ シリーズを続けるためには審判の日を起こさねばならないという
ようこそ映画音響の世界へ ★★★★☆ 現場で録音してる以外の音が重要なんだってわかるのがいいよね…
銀のドラゴン ファイアドレイク ★★★☆☆(3.2) いい人間もいるんだよ、って人間が言ってはいけないいつものやつ
モータル・コンバット ★★☆☆☆(2.4) びっくりするほど面白くない…キャストはかっこいいんだけど…
ギルティ ★★★★☆(3.6) リメイクの方。より直接的で分かりやすくなってた
レッド・ノーティス ★★★☆☆(3.2) なんかやけに安っぽい…
21ブリッジ ★★★☆☆(3.4) 残り少ない陛下の未見作品。けど薄味
リトル・シングス ★★★☆☆ 名優と良題材揃えててなんて微妙な…
ナイト・ブック ★★★☆☆(2.8) 文筆業の人が見たら死ぬほど怖いと思う
アダム・アダム ★★★★☆ ショーン・レヴィは第2のクリス・コロンバスなのでは…! 子役の子も上手すぎる
トムとジェリー ★★★☆☆(3.4) なんか…トムが可哀想なんですけど…
KATE ★★★☆☆(3.4) THE外国人が見たいジャパントーキョー。泡々混合隊ってなにw

パワー・オブ・ザ・ドッグ ★★★★☆(3.8)
確かに見応えがあって意義深い作品だと思う。美しい世界にそっと置いてあるような物語で、刺激がない毒薬のような余韻もよい。トキシック・マスキュリティとその脆さ、危うさ、崩壊に至るまでのプロセスもさらりと見ていられる。が、一体これが「トキシック・マスキュリティを根底から覆し、瓦解させる物語」と見えるかと言われれば甚だ疑問。むしろ未だどっぷりトキシック・マスキュリティに浸っている諸氏に「やはり我々は被害者だ、全て女が悪い」とより強く思わせるだけなのではと思えて仕方ない。あるいはピーターのような人間への憎悪を駆り立てはしないのか。トキシック・マスキュリティは被害者たちの悲しい性であり、それを寛容に受け止められない弟やその妻や義理の甥たちのような人々への当然の八つ当たりなのだ、と完結しなければいいのだけど。あるいはフィルが隠している「本質」がトキシック・マスキュリティを生んでいるかのような表現はいいんだろうかと心配にもなる。結末に関しても個人的には哀れみや同情やカタルシスは感じない。心を強く持ち自分を貫ける者がそうでない者を押し潰すという、当たり前が当たり前に行われた、自然の成り行きだったかと。しかし全体的にモヤモヤしたものが残った。

だってねえ、ピーターは最初からそういうキャラクターだったし、フィルも分かりやすいキャラクターだったし、観客の同情を引こうとしてるな、とかそういうのあんまり隠そうともしてないし、どんでん返しじゃないだろこれは、という。原作がどうかわからんけども、けっこう一方通行で、ロープを編む手元のショットの繰り返しがわざとらしかったり、ヌードシーンの配置も唐突で、「そう来たか~!」っていう驚きもない。過大評価されてる気がする。

ちょっとネタバレ

ていうかセリフだけで見るならピーターもゲイでしょ? 「ドクター」「教授」って呼びあってる友人には友人以上の感情を抱いてて、フィルの秘密を知った時からフィルをどう扱えばいいのか完全に理解して立ち回ってた。てかそもそも靴を選んだ時点で何か考えてた。フィルにどんな受け答えをすれば彼が警戒心を解き、自分の策略に気付きも疑いもしないか分かってた。トキシック・マスキュリティ云々以前に、臆病で神経質なフィルが母親思いの強メンタルで賢いピーターにまんまとぶっ殺されたというだけの話なんだよね。男らしさにこだわる男の本質はむしろ弱いものなんですよ、ってそんなの何年前の話よ。もうそのステージはとっくに過ぎてて、男性もそういうのから解放されようよ、って話になってんのに、まだ被害者ヅラの話してんの? というモヤり。それにもしフィルが本物のトキシック・マスキュリティ男だったとしたら、夫が留守の間のローズはもっと具体的な被害を受けてたはず。風呂入らない、義理の妹に対して嫌味、恩人を忘れられない…そんな程度でなあ…。

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償 ★★★★☆
サブタイトルの必要性…。ダニエル・カルーヤ、オスカーおめでとう!で気になってた作品。ダニエル・カルーヤも素晴らしかったけどラキース・スタンフィールド凄すぎた。確かどちらもノミネートされてて、ダニエルの方だけ取ったんだよね…? なんで取れなかったんじゃラキース! と今頃フンガーするくらいにはラキースの不安定さの中に何らかの意思が生まれていってしまうもどかしさと葛藤とそれでも…という見てるこっちが苦しくなるような演技がもう、ほんとに。内容としては史実ベースなのでそこそこ淡々と。なんて国なの…ていうレビュー多いけど、国の問題じゃないよなあ。ハンプトンの演説に倣って実践していってしまうかのような権力側という構成がまたいい意味で気持ち悪さを呼ぶのもよき。いい歳したじいさんが血気盛んな21歳の若い革命家を恐れて権力の名のもとに99発の銃弾を使って殺した、ということが伝わるだけでも大事なことなのでは。

てかそもそものタイトルもハンプトンや党の方から見ればユダかもしれないけど、この場合裏切りっていうか始めから仲間じゃなかったんだからちょっと違くない…? てとこはちょっとモヤる

大統領の執事の涙 ★★★★☆(4.2)
相変わらず邦題がクソなのは作品の素晴らしさに免じて罵倒しないでおきます。全然知らない作品だったんだけど、これはいい! 重すぎず、軽すぎず、白人救世主もギリギリ最低限、恐らく当事者の方からすれば物足りないであろう、ざっくりとでも「一体どういう流れだったのか」が分かりやすく、でも要点を押さえられていたように思う。最後に希望が残る作りだったのもよかった。まあその希望が数年後に全部台無しになると分かっていて見るのはしのびなかったですが…

このところ一部界隈では「またポリコレ映画かよ、黒人は犯罪者か犯罪予備軍だからみんな自分を守るために差別をしてるんだ、こんな映画ばかり作って民衆を惑わすのはよくない(要約意訳)」というような発言がよく出てきますけど、「知識の入り口」として映画は最適。個人的にも、白々しい正義のためや人種差別はいけない(キラッ)ということよりも、「なぜか自分には特権が与えられていて差別の自由があると思い込んでいる一部のバカが腹立つので被差別を余儀なくされてきた人々の苦難を学びたい」だったりする。それがなんであれ、学ぶ意義はあると思う。アメリカの問題だから日本人は関係ない、なんていうことはなく、全ての差別や蔑視は全く同じところに理由があるということは国や文化関係なく知っていて損はないと思う。

あとはキャストがね! ふーん、アラン・リックマンがレーガン大統領か~なんかあんまりしっくり来な……レーガンだーーー!!!!!! 改めて向こうのリアルへの寄せ方がえげつない…。そして誰かと思ったらレニー・クラヴィッツ。なかなかの豪華キャストで、そこもよき。隠れた名作でした。

私はあなたのニグロではない ★★★★☆
遠く離れた国の国民同士の問題なので、他人事でなければならない部分や、対岸の火事くらいの距離感を持たねばならない気がすることもある。こちらは遠い国の実感のない傍観者なので。だというのに、米国の黒人差別と全く関係ない私の日常の身近な問題が全く同じ構造だった。臆病で卑怯な人間が自分の狭いテリトリーの中で被害妄想を肥大させた結果、イマジナリーモンスターを作り上げてヒステリーを起こし、恐怖を煽られて隣人に理由もなく殴りかかる。「お前らは自分たちに攻撃を仕掛けるつもりだと知ってるぞ!殺られる前に殺してやる!これは自分の身を守るための正当な自衛の権利だ!」という。そういう人間とはどういうことなのかという掘り下げが、より分かりやすく単純明快な理解の助けになる作品だった。「あの夜、マイアミで」同様、目指すことは同じなのに重ならない指導者たちの難しさがしんどい。なお、ナレーションがサミュエルのオジキだったことには全く気付かず…

JUNK HEAD ★★★★☆
ディストピアものの地下は無条件に心惹かれる。狭いところ大好きなのであの閉塞感はむしろ安心感。デザインが秀逸だとなおのこと心地よい。正直ストーリーやキャラクター造形にそれほど斬新な印象は受けなかったけど(何だかんだで男のための男しかいない男の世界に可憐な少女がひとりいるようなよくある物語)、クリーチャーや「クノコ」の気持ち悪さがハンパなく、そこが素晴らしかった。最初監督が1人で作ってたせいもあるけど制作に7年かかったそうで、今後はスタッフが増えるのだとしても、三部作が出揃うのは気長に待つようだなあ…

モンスターホテル 変身ビームで大パニック! ★★★☆☆(3.2)
大好きなシリーズのファイナルなんだけど、1番面白くなかった。メインキャストが離脱していたり、無理して作った4作目という感じもある。とにかくタイトル通り変身ビームでメインキャラのモンスターたちが人間になってしまい、ほとんどのシーンでキャラデザが全くの別物になっている時点で…。配信スルーになったけど日本語吹替えが全員続投だったのはよかった。でもデニスの出番が少なかったのはマイナス

モービウス ★★★★☆(3.8)
現地ではあとしまつ並に低評価でdisり祭みたいになっちゃってるらしいけど、普通に面白かった。とにかくモービウスはジャレッド・レトにぴったり! むちゃくちゃかっこよかった。むしろ「ほ~ら最新のクールなデザインでしょ~都会のライフスタイルでしょ~」みたいなのは苦手だったりするので、このくらいの厨二っぽさとかエモさがよき

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん ★★★★☆
安心安定の動く絵画。最近国産のアニメ絵がちょっとしんどくなってきてるので、こういうアナログっぽくて素朴な絵柄とシンプルだけど程よい匙加減のエグさが心地よいこと。こんなざっくりとした絵柄でイケメン強調出来るの地味にすごい。カッチすごくいいやつなんだけどカッチめちゃくちゃいいやつなんだけどごめんラルソン派(CP的な意味で)。サーシャ結局どっちなんだ、何もないまま家に戻るのか、ノルゲ号のクルーたちはどうなるんだ、賞金えらいことになってただろ……と色々考えてしまう。とはいえいつものように何もかも犬のおかげ。シャックルかわいい

スパイダーマン ノーウェイホーム ★★★★☆(4.4)
ライミ版は身近に好きな人が多くて、まだアメコミものわけがわからなくて興味なかったのもあってネタバレされまくってたので今もあまり見る気がない。アメスパは一応見てる、という程度。なので実質私にとってのスパイダーマンはトムホ版が全て……という状態なのになんでこんな泣いてんの…という。落下を受け止めたシーンほんとやばい。これだもの、バージョンに関わらずスパイダーマンが好きな人は拍手喝采しながら号泣するわ。主演の人が「この映画は残酷」と言ってしまい「楽しい映画って言って!」とソニーに怒られたらしいけど、なんかどっちも正しくてどっちも間違ってる気がする。

あと、予告やらのせいで「トニーに代わりフェーズ4以降はストレンジ先生がやらかすwwwwww」みたいに思ってましたが言うほど先生のせいじゃなかった。すんませんでした。

鑑賞記録:ドラマ/アニメ他

ストレンジャー・シングス4 part1 ★★★★☆(4.4)
安定の面白さ。完結編だけはみ出してしまってpart1だけど、最終話(…というか全9話の7話目)は「そう来たかー!!!」という高揚感があって、だけど謎が謎のままということもなく、基本的にはほぼ全ての謎は解けて、あとは物語がどう片付くか…というところで切ってくれたのもすごくよかった。いわゆるクリフハンガーで大袈裟に謎を煽っておいて完結編では雑に解明みたいなパターンは多いので、それだけでもすごい。つまらない出し惜しみをせず、絶対の自信があるから出来ることだと思うし、完結を目前に「今から見ても楽しめる!ご新規さん優遇しま~す☆」みたいなこともせず、S1からちゃんと見てないとわけわからんことが説明バンバン端折られて織り込まれてたのがほんとによかった。

ダファー兄弟、これって全部最初から完結してた物語だったのかなあ。もしS4までの構想はなくて、完結のために考えられた物語だったとしたらすごすぎるぞ…

ただひとつそのまま放置になってるウィルの絵がどう絡んでくるのか、それが気になるのと、終盤マイクチームが放置だったので大丈夫かなあと心配している。

ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合~ ★★★★☆
Netflixオリジナルのドキュメンタリーバラエティなんだけど、ものすごくおすすめなのでちらっと。邦題が最悪なので全然伝わらないけど、要するに「手垢の付いた表現」をコミカルに批判している作品。かなり古い映画でも評価の高い作品でも容赦なく引っ張り出して「この描き方はおかしい」と糾弾。でもそれには事情があって…という擁護はなし、悪ふざけ風の演出だけど、「もうこんなクソみたいな演出はやめてくれ、寒いから」ということをソフトに印象付けてくれる。先日日本とアメリカのエンタメ事情を比較して現地で活動してる役者さんにインタビューした記事がついったでおすすめされてて、そのインタでも言及されてたけど、こういう形ででも向こうは「自浄」に取り組むんだよね。特に最近は間違ったら直せばいい、常に変化していこうという意欲がある。世界最大規模の市場にはこういう「よい方向に向かうための批判文化」があるというのがよくわかる。日本は変われるんだろうか。

アロー ファイナルシーズン ★★★★☆(3.6)
アローなんだから矢使おうよ…というファイナル、ラストバトル。そしてミアは叔母さんにそっくりだな…っていう。ファイナルに相応しく歴代オールキャストなのはよかった。クライシスのダブルバリーを純粋に喜べないのがなんとも残念…

ジュラシックワールド/サバイバルキャンプ シーズン4 ★★★★☆(3.6)
イスラ・ヌブラを出て終わりかと思ったら続いた…のはいいんだけど、これまでそんなこと一切触れもせずに半年来たくせにいきなり恋愛持ち込んできたのがどうにも無理だった。しかも最愛のブルックリンで。ケンジの憤りは単純な理屈によるものだったと思うけど、それを恋愛展開に持っていくための要素にされたのも無理矢理感あったし、そこだけ話が仲間たちから外れて進むことによる物語のまとまりが弱くなって、物語ありきの展開よりも展開に合わせた物語になってしまった。大好きなシリーズなのでとても残念。恐竜の赤ちゃんめちゃくちゃかわいくてそこはすごく楽しんだけど、なんかそれだけ。残念。

真夜中のミサ ★★★☆☆(3.4)
途中すごく面白かったので完走したけど、押し並べてそれほどでもなかったというか。個人的にホラーには「納得のオチ」を求める傾向があって、どんな怪異にもその世界のルールで構わないので因果関係がきちんと作られている、そして作中にはそれに気付いている人が少なくともひとりはいて、はっきり言及しないまでも、ヒントは置いてある、というのが理想。「全部暗喩なので因果関係とかありません」とか「怪異の正体はご想像にお任せします」とかは正直好きではない。ので、その辺がとてもモヤるタイプのホラー。ホラーと言っていいのかどうかも若干微妙。しかも人生観オチで、全部主人公格のキャラに喋らせてるのも微妙。劇中に聖書の歪んだ解釈を押し付けまくる狂信者が出てくるけど、同じことしてない? という。ホラーとしても弱め、サスペンスとしても緩め、ヒューマンドラマというには押し付けがましい、という感じ。なおかつ自分の悟りをこれが正解なのよと語りまくる主人公格(監督の嫁で美人)と対になるのが、地味で派手さのない顔立ちで狂信し過ぎて異常をきたしてる中年女性、というキャラクター造形も古すぎて疑問。ホラードラマというより、聖書新解釈を軸にした村社会オカルトモンスターホラーという感じで、聖書新解釈に膝を打てるかどうかで感じ方も違うだろうけど、残るものもなく、タイトルから期待したようなことは何もなかった…

ザ・ボーイズ ダイアボリカル ★★★★☆(3.8)
ショートアニメシリーズだけど、アニメだからなのか本編より血飛沫飛ばしたい放題、グロマシマシ、だけどボーイズらしくてすごく面白いという異次元。ホームランダーも相変わらず気持ち悪い。てかあのウンコの話、明らかに日本のアニメを意識してるよなって思うとじわじわじわじわ。色んな意味でじわじわじわじわ。

攻殻機動隊 SAC_2045 ★★★☆☆(3.2)
で? っていう…。やっぱりSAC~SAC2ndGIGの完成度が高すぎるし、同等あるいはそれを超えるということは出来ないのだとしても、でもなあ…という感じ。オリキャラは残すなという原作者のお達しは無効になったのか、まだシリーズを続けるつもりなのか、2人もオリキャラが残ってまた少佐が同じセリフを残してトンズラしたので正直がっかりもしてる。ネッ広だけあって素子ォー!がないというのもなあ。プリンちゃんとスタンが9課に残れるならアオイくんが戻ってきたっていいことになるじゃん。

そもそも、S2での「ネタばらし」を踏まえるとS1が長すぎた。2シーズン分どころか6話くらいでまとめられる内容だったと思うし、あくまでもSACは少佐が主人公だと思ってたし、次いでバトーさんとトグサくんと課長だと思ってたんだけど、プリンちゃんが主人公になっちゃった。プリンちゃん自体は嫌いじゃないけど、彼女に負わされた役目は好きじゃない。スタンのキャラも80年代の差別的な描き方そのものって感じがする。イシカワ、サイトー、パズ、ボーマはいるだけ、課長も官邸シーン要因ていうだけって感じで…。

ポスト・ヒューマン、N(Nぽ)、持続可能性社会、サスティナブル・ウォー、どれも説明不足で中途半端な気がする。とにかく今流行ってる未来系ワードをふんだんに使った攻殻PVって感じ。タカシもクゼとアオイくんを足して2で割ったようなキャラだったし(人数も同じ300万)、進化、新たなフェーズというのもそれほど劇的な進化に見えず、全体的に設定が薄い。現実の戦乱のさなかに配信開始になったことで監督は思うところがあったみたいだけど、受け取れるものが少なかった気がする。少佐は人為的な強制進化を許さなかったみたいだけど、そのあたりも放りっぱなしというか…

ついでにこれまでの攻殻と比べると日本アニメ様式がかなり強くなってて、そこもちょっとどうかなあと思いながら見てた。現実とは違う世界線の2045年で、電脳化などを考えると我々の現実よりはるかに科学技術が発達した世界のはずなんだけど、2045年の高齢者がATMの使い方がよく分からないという謎設定。あるいはプリンちゃんの身元保証人が50代の女性なんだけど、理由もなくすっかり老人になってる。またレイドのために東京に集結したNはありとあらゆる年代の男性と若い女しかいない。SAC、SAC2ndGIGではこんなことはなかった。特に2ndGIG、難民は老若男女で表現されていて、ちゃんと「人間社会」だった。でも2045には大人の女が不在。男とJKしか存在しないような世界になってた。攻殻でもこうなっちゃうんだなあという一抹の寂しさとがっかりがまた。

3DCGの品質云々もやっぱり評価低いみたいだし、プラットフォームがNetflixということを考えてもスターウォーズヴィジョンズの時と同じ「攻殻の看板を掲げておきながら世界に出すという意識の低さ」が目立つことが凡庸な評価に繋がってるんじゃないのかなあ。戦乱のさなかに戦乱の物語を作ってしまったことより、世界を相手に合法ロリの全裸を延々垂れ流してたことの方が問題という気もする。北米のテンプレに従わなきゃいけないわけじゃない、という反論は多いが、その前に北米は世界最大の市場。プロならそこを巻き込める物を作る意識を持つべきなのでは…?

ボバ・フェット ★★★★☆(4.6)
元々変に人気の高いキャラなので賛否両論みたいだけど、むしろ元々ボバになんのかっこよさも感じてなかった上にいわゆる「ディズニー化」がウェルカムなタイプなもので大変とてもものすごくめちゃくちゃ楽しかったです。いや楽しかったとかいうレベルを超越してて、最高が過ぎるので嬉しくて泣き出す始末。元々タスケン好きだったけど天井突破したし、なのにタスケンとボバで4コマとか腹筋崩壊しんどいし、フェネックかっこよすぎるし、ランコアかわいいしトレホおじさん出てくるし、あんなかっこいいウーキーとかずるいし、とにかくもうなんか全部最高だった。

のみならず、今回は吹替えの金田さんが配信トークでたっぷり語ってくださって、おそらく世界でも稀な「ジャンゴ、ボバ、クローン全員完全吹替え(幼少期除く)」をやられている方ならではの解釈や受け止め方に触れられたので余計に刺さった。

しかし結局これってマンダロリアンから始まったデイブ・フィロー二実写化シリーズの3部、という感じなので(1部2部はマンダロリアンS1S2)、次に来るであろうアソーカが本当に楽しみ。クローン・ウォーズ、反乱者たち、マンダロリアン、ボバ…とこんなに長く1本の道が続くとは思ってもみなかったよ…しかも途中から実写…。スローン大提督の名前が出てきたからにはエズラも戻ってきてくれることを祈ってる

  • 2022
  • 0516

|ω゚).。o(増えてます)

  • 2022
  • 0513

藤真「バナナがない…」
木暮「イチゴになってる…」
清田「さすがに遅すぎないすか」

続・七姫にかかりきりになっている間にバナナ終わった

  • 2022
  • 0430

☆更新「続・七姫物語 清田編」
今年は四の五の言わずに長編を書く、一応有言実行ですが予定より1ヶ月も遅れた上に24頁もあるという大惨事です。内容的に日々現実の世界情勢を見ながら書けなかったということもあり、そういう意味でしんどい上に広げた風呂敷を畳めなくなること2ヶ月、気付いたら24頁という…

ともあれ清田編完結です。「七姫物語」の後日談で、いつものようにオリキャラいっぱい、原作要素はほぼなし、あくまでも元の中編の方の続編というだけですので、その辺りはどうぞご注意下さい。相変わらずお相手キャラには夢見まくってます。

  • 2022
  • 0421

別の人だとはわかっていてもトレンドの「牧の42歳の誕生日」というワードに色んな感情が渦巻く2022春

  • 2022
  • 0305

地域情報誌の件

「昔日のフォーマルハウト」でネタにした地域密着型の無料情報誌なんですが、最近ポストに入らなくなったので、まあもう紙媒体は採算取れないのかな~と思ってました。そしたら今日、なんかそれっぽいのが入っているのを発見、よく見たら発行元は同じでデザイナブルに刷新されてた。よくあるフリーペーパーな冊子ではなく、海外のタブロイド紙みたいなのに変わってて、名称も英語に。ただね…一面にドーン!と映えっぽいパンケーキの画像とキラキラキャッチコピーを載せた広告がね…カフェの広告じゃなくて…シルバー人材センターの求人だったの…求人だってことは小さい文字で書いてあって…たぶんシルバー人材これ求人だって気付かないよ…

  • 2022
  • 0220

今朝ようやく例のたまごサンドを作ってみた。美味いねこれ!!!

  • 2022
  • 0214

久々に小ネタを書いてみたけど特に変わり映えもせず通常運転

★今年は彼女にチョコ贈って下さい

木暮「手のかかるものだと逆に重いかもしれないし、ブラウニーにしたよ。丸ごとじゃなくてカット3切れくらいならカロリーも気にならないかなって」

三井「作るの無理だから買った。なんかとにかくキラキラしててきれいなやつ」

清田「フォンダンショコラと焼きチョコメレンゲとエクレアを作った! もちろん失敗した! 全部オレが食った! ごちそうさまでした!!!」

牧「チョコは一緒に選んで、それとは別にアクセサリーにしたよ。アクセサリーは内緒」

神「目の前でパンケーキ焼いてチョコでハート描いて『大好き!』って言おうかなと思ったけど…逆に怒られそうな気がする…」

藤真「チョコに限る必要ないと思うんだよな。だからスイーツ食べ放題に一緒に行こうかなって。いやほら別にバレンタインだからってチョコだけにしなくてもいいだろ? 他にも美味しいのいっぱいあるんだから。フルーツでもアイスでもケーキでもゼリーでもプリンでもうわあ何食べようかな」

花形「ちゃんと作れないわけじゃないけど、ちょっといびつなの渡して『見た目が悪くてごめん、でも喜んでもらいたくて…』って言いながら目を逸らしてみる予定です」

  • 2022
  • 0208

マックのシーズンメニューのプロモーション動画(アニメ)に牧みたいな人がいる…腹筋が…

  • 2022
  • 0202

☆更新「白蝋館の殺人」
分不相応な試みでしかないのですが、どうしても挑戦してみたかったので本人はまあまあ満足しています。不完全な名ばかりの代物ですが、雰囲気だけでも感じていただければ。

というか書いてたのはほぼ去年なのでもちろん意図したことではないけど現実にニアミスしまして、クールランニング10数年ぶりに地上波です。チェケラ!

他に多少メンテナンスもしてますが、変更らしい変更はありません。PCビューのインデックスがちょっと変わったくらいです。今年は無駄口叩いてないで作業したい。

  • 2022
  • 0122

牧のうどん…

  • 2022
  • 0118

先日ツイッターのトレンドに「web拍手」というワードが浮上し、案の定「web拍手なんてもう使えない」だとか「あったなあそんなもの、懐かしい」という意見が溢れておりましたが普通に当サイトでは現役、というか使用しているプログラムの言語が古いものであることを除けば使用にはなんら問題がなく、「昔個人サイトやってたオタクが自虐自慢」といういつものやつなわけですが、こちらも例によっていつもの「個人サイトは今でも選択肢として有効」であることは推していきたい。

当サイトは長年 さくらのレンタルサーバ を使っていますが、この度とうとう初期費用がゼロになる(おそらく2月から。要確認)という信じがたい状態になり、1番安いプランでは初年度でも年額1571円ポッキリということに…

……続きを読む

昔…というか今でもほとんどの場合、レンタルサーバー(ホームページスペース)は初年度に初期費用がかかります。どれだけ「激安! 月額○円!」と謳っていても初年度だけは倍以上かかるケースも多かった。たとえば月額250円のプランがあったとして、だけど実際には毎月払いが可能なサービスは少なく、個人向けのプランではほぼありません。なので実際は年額3000円+初期費用を支払うことになり、そうすると「夢サイト始めてみようかな」と思っても最初に5~6000円かかることになります。

実はこれが「無料ホームページサービスで済ます人が多い」理由だと思っています。(無料じゃダメなの? という点についてはちょっと措きます) なので今回のさくらの暴挙改定はより「個人サイトは昔に比べて気軽に作れる」を助けるものだと思います。

実際のところ年額1571円のプランはwordpressが使えないので(データベース使えない)CMS運営したい場合は不向きですが、本当におすすめしたいのは月額524円のプランで、ド貧乏双馬が使っているスタンダードプラン。なんでド貧乏に優しいかと言うと、上記の「月払い」ができるからです。年払いだと2ヶ月オフの5238円なのですが、一括で5000オーバーより毎月525の方が助かる財政状況なのですごく重宝しています。機能性能もいいですよ。容量100GBあるし、ストレージとしても使えます(昔はデータ置き場に使っちゃダメというサービスが一般的だった)。このスタンダードだとGoogleOneと同じくらいですね。

これにドメインつけたりすればまたもう少しかかりますが、提供ドメインも豊富なので趣味で使うくらいなら充分。D+Sさんの記事 も参考になります(クイッカ新規受付終了してますが)。

前に書いたSNSもいいけど、個人サイトも楽しいよ! というお話もよろしければ。

  • 2022
  • 0114

恋愛ベースの夢小説書いてるくせに恋愛もの向いてないってじゃあ何が書きたいんだよっていうアレについては「激情の10代、迷いの20代、覚悟の30代、覚醒の40代」みたいな感覚でおりますとだけ。連載開始年基準だと今みんな40代なんすよね…